女性経営者クラブですが、なにか? 【 日々雑感 】
出会いは誤解から始まる・・・などと申しますでしょ。本当にそういうこと、多いと思います。そして、その人や事柄に関わらずに、その誤解は誤解のままということも多いですね。
私が「女性経営者クラブ・ファム」と親しくなりましたのは、ここ2年くらいのことでございます。ほとんど知識もないうちに、「幹事会にいらっしゃいな」と誘われなんということなく今に至っております。
でもね、「ファムでね・・・」と埼玉中小企業家同友会の男性会員さんに申しますとね、一、二歩 後ろに下がったように感じるのです。勘違いでしょうかね。
ですけれど、勘違いとばかりは言えないのではと、思い当たることもございます。
「いやー、僕はファムの半径3メートル以内には立ち入らないことにしてます」
「無理、無理。満足な体で帰ってこられませんから」
「ファムに加わって大丈夫ですか?強いな~」
これらのセリフを、なんと思われます?
ファム主催のイベントにお誘いしたときの、比較的若い男性会員さんのお言葉ですのよ。女性経営者クラブ幹事の皆様にたいして、猛獣使いのようなイメージをお持ちなのかしら。さしずめ、ファムは「虎の穴」でございましょうか。
もちろん、そんな方ばかりではございませんよ。この1~2年は、ファムと耳になさると「参加表明」される方もいらっしゃるくらい、良い評価をいただいておりますもの。
とは言うものの、いったい何時から何から、このような「都市伝説」的女性経営者像が生まれたのでございましょうか。誤解が誤解を呼んで、男性のみならず女性までもが「怖い」イメージを強くするように思うのは私ばかりでしょうかしら。
確かに「お優しい」人ばかりではないと思いますわ。
私のように弱気で引っ込み思案な者には、お声をかけ難いかたも確かにおいでになります。ただ、それは私が自らに自信がないからだと理解しております。決して決して、あちらに問題があるわけではないのですよ。
「あなた」という方がいてくださって、女性経営者が存在し、ファムというつながりに意味が生まれると考えております。そんな「私」、ファムの幹事でございますが、よろしゅうございますか。
池田 恵津子・記