ダイバーシティー考@経営研究集会  【 日々雑感 】

2013-12-19

埼玉同友会の最大のイベントである『経営研究集会』が
11月12日、大宮ソニックシティーで開催されました。

ファムでは昨年に引き続き、分科会を企画・運営しました。

今年のファムの活動の大きなテーマは「多様な働き方を考える」。

今回は「障害者雇用」で実績をあげている
㈱柿の木農場の柿島会長に報告をお願いしました。

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競争の激しいキノコ業界にあって、
社員の半数以上を障害者で占める当社が
何ゆえに利益をあげ、成長し続けられるのか?

障害者が働きやすい職場は
健常者が働きやすい場でもあります。

また、障害者を受け入れることで、
職場全体のスキルも上がると言います。

さらに、彼らの働く場を維持するために
販路の拡大や新製品の開発など
積極的な経営を強いられる側面も見逃せません。
 

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社員50名以上の企業には、一人以上障害者を雇用する義務があります。
例会参加者の多くは、その法的義務をクリアしつつ
業績を上げるにはどうしたらよいのか?
との危機意識で参加された方も多かったようですが・・・

終わってみれば、
「障害者ってそもそも何?」
高齢者や子育て中の女性も、ある意味障害者。
と考えれば、誰でもが障害者であり、健常者である。

誰でもが働きやすい職場環境の整備こそが
これからの時代に要求される企業像ですね。

(文責:岡部千里)

 

 

 

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