大宮南地区例会でファムパワー炸裂?! 【 日々雑感 】
『女性的感性を生かした経営とは』(大宮南・ファム合同例会)
報告者:埼玉中小企業家同友会代表理事 ㈱メガネマーケット代表取締役 久賀きよ江氏
「モノ」を売る時代から「コト」を売る時代へ。最近良く聞く言葉ですね。
「メガネマーケットは眼鏡を売ってはいるが、眼鏡を買ってもらうことが目的ではなく、良く見える環境をつくることでお客さまの生活の質の向上、幸せを感じてもらうことが目的」と言い切る久賀社長。まさに、「コト」を売っています。この視点を持っているからこそ、大胆でありながら、緻密で細やかな戦略を次々に打ち出せるのだ!と、45分のお話しのなかで、何度深くうなづいたことでしょう。
表題にある「女性的感性を生かした経営」とは?「こうあったらいいな」と直感で感じ、それをストーリー化できる妄想力、と言い換えることができそう・・・男性の経営者からは、「失敗を恐れず直感で突っ走れる大胆さこそ、女性のDNA!」とのご意見も・・・とは言え、久賀社長は、直感で突っ走っているように見えて、数字もきちんと押えている、そこが久賀社長の超かっこいいところ♪
でもなぜ、そんな芸当ができるのだろう・・それは、普段から同友会活動に真摯に取り組み、中小企業のあり方、地域の課題など常に新しい情報に触れ、それを自分の中で浄化されているから・・と推察します。とにかく、そのフットワークの軽さ、新しいものを見聞きしようという貪欲さには頭が下がります。私たちも、見習わなくっちゃ!ですね。こうした素晴らしい経営者と間近かに接して、勉強できる同友会って・・・「いいね!」
大企業には真似のできない、中小企業だからこそできる経営戦略がある。来年2018年6月には、「女性経営者全国交流会」(略して女全交)が、当地大宮で開催されます。女性的感性で事業展開している報告者から、新たな経営の視点を学び取ることができることでしょう。ですが、同友会は「自主・民主・連帯」が合言葉。おいしい話は待っていても降ってはきません。埼玉開催という絶好の学びのチャンスをいただきました。仕込みの中にこそ、汗をかくことの中にこそ、一番多くの学びがあると確信しています。開催まであと一年。オール埼玉で学び多き大会にしましょう!
地域から必要とされる会社になるために、同友会で学び、(女全交のテーマである)次の時代を拓く力になりましょう!
(文責 岡部千里)