足元にある美しさを愛でる時間  【 日々雑感 】

2012-09-23

暑さをボヤいた日々も、ようやく過ぎたようだ。
 振り返れば、3ヶ月以上も帽子を目深にかぶり、サングラスをかけ、さらに黒い上着で身を包み、まるで世間を憚るようなファッションで暮らしていた。;(
 回復力の弱まった年齢肌に、太陽からの陽射しは大敵ではあるけれど、帽子を放り投げてしばし風に吹かれてみることにしよう。
 風も木々の葉も、なんと柔らかいのだろう。 気づかないうちに、足元の花々は明らかに初秋の色をしている。

 「一所懸命」「一心不乱」。どれも尊い生き方、働き方をあらわす言葉だ。けれど、少し見方を変えると、社会や環境に背を向けて閉じこもっているような感じもする。女性は、殊更に。
 どれほどに追い詰められようとも、いかに切羽詰ろうとも、空の下で深呼吸をしよう。そして、飛び交うトンボに目を休め、足元の花に微笑もう。そんなカッコいい女性になろうと思って生きてきたけれど、時々挫折して、背中を丸めてしまう。
 時は9月。さて、またカッコいい女性を目指して、Smile Again!:)   

 

ヤブラン

 

 

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